千葉の枝垂桜の一本桜 [桜紀行]
いよいよ非常事態宣言が7府県に出されました…。
我が千葉県も対象となっています。
これからどうなってしまうのか不安な状況ですが、
ここはひたすら「忍」の一字ですね。
晴耕雨読をひたすら実践する日々です…。
人間には人間の都合がありますが、
それとは何の関係もなく、自然は自然の都合で生きています。
花見客がいようといまいと、
時が来れば桜は咲き、時が来れば桜は散っていきます…。
今年はじっくりとお花見はできませんでしたが、
先月の早朝に比較的近場で二つだけ桜と語り合ってきました。
一つは、前回紹介した般若院の枝垂桜の一本桜でした。
今回紹介する二つめの一本桜は、地元千葉の桜です。
立派な枝垂桜の一本桜です。
大宮にある栄福寺の一本桜です。
千葉市でありながら、全くその存在を知りませんでした。
しかし、境内にとっても雰囲気のある、
さり気なくも優美な枝垂桜でした。
まだ若く樹齢50年ということでしたが、
華奢な姿が何とも控えめで、清廉な感じを漂わせています。
そして、その枝垂れぶりは、もうすでに一流の艶やかさです。
縦の構図の方が、この枝垂れ桜の立ち姿を最もよく表せますね。
少し満開を過ぎて散りかけていましたが、
可憐な姿を見せてくれていました。
素敵な桜に出合えて良かった…。
心の中でしみじみとそうつぶやきました。
いつも桜は、「生」を存分に味合わせてくれます。
また、来年も会いに来ようと、胸に誓いました。
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