さよなら加藤理髪店! [つれづれ…]
7/25日に一つの理髪店が閉店した。
おそらく知っている人はほとんどいないかもしれないが、
僕が学部の学生時代から、
もうずっと長い間お世話になってきた加藤理髪店だ。
一見、病院の地下みたいだけど(笑)、この風景に見覚えのある人もいるはず…。
加藤理髪店は、法政大学の地下一階で、
親子二代に渡って60年余も営業していた法大生御用達?の理髪店だった。
今どき2500円というおどろき価格は、
学生に嬉しいリーズナブルは、学生だけでなく皆の見方だった。
しかし、「安かろう悪かろう」とは全く無縁で、その技術とセンスは見事であった。
どんなに複雑な髪形をお願いしても、一緒に対話を重ねながら、
いつもそのイメージに答えてくれた。
斬新な髪形は、ここから生み出されたわけであり、
僕にとっては本当に自分の髪を安心してお任せできる理髪店であり、
大切なパートナーであった。
最終日に今までの感謝の意味を込めて、僕も駆けつけたのだけれど、
「最後の散髪か…」と思うと、とても感慨深いものであった。
時代が切り取られたような昭和の装い。
最近は、美容院流行りで、カリスマ美容師が持て囃されているけど、
そんなこととは全く無縁で、まさに古き良い時代の理髪店と言った感じだ。
とても残念だけど、時代は留まることなく流れていくもの…
加藤理髪店、長い間どうもありがとうございました。 m(_ _)m
そして、お疲れ様でした。
感謝、感謝、感謝…。
職場で法政大学市谷キャンパスの地下の売店の話になり、そういえばあの床屋さん・・・と思い検索したら、こちらのブログに出会いました。
かくいう私も入学以来、お世話になっておりました。就職してからも安さと上手さに惹かれて通ったものです。
80年代を学生として過ごしたわけですが、汚いキャンパスながら、学生の居場所が各所にあったと思います。昔を懐かしむのは年を取ったせいでしょうか・・・。
by ひろぽん (2023-03-03 10:00)
ひろぽんさん
コメントありがとうございます。
まさか、今になって加藤理髪店の話ができるとは思いませんでした。
とても嬉しいです。
法政と言えば、バクバクランチも忘れられません…(笑)。
懐かしい市ヶ谷の校舎も立替えで、時代はどんどん過ぎていきますね。
by コダテタカユキ (2023-03-04 04:59)