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ボローニャ国際絵本原画展(2023年) [芸術系(詩・絵画・音楽)]

チケット.jpg

今年も「ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました。
僕にとっては、毎年の夏の恒例行事になっています。

今年はどんな絵と本に出会えるかな…?

 
『Treasure Box』.jpg

今回の一番のお気に入りの作品は、『The Treasure Box』です。
作:Dave Keane、絵:Rahele Jomepour Bellの作品です。
絵はレトロな感じでニュアンスがあります。
そして何よりも物語が素晴らしいのです。
少女とおじいさんとの物語が本当に素敵です。
自分の子どもの頃を思い出したりして、懐かしく感じました。
日本語の翻訳が出ているかは分かりませんが、
今回購入したのは原作版です。
今年もまた素敵な絵本が、僕のラインナップに加わりました。

今回購入した絵本がもう一冊あります。
展示されていた入賞作ではありませんが、物販で見つけた一冊です。
これも名作でしょう。

『なみ』.jpg

作・絵Suzy Leeの『Wave』です。
これは日本語版を買いました。
題字の「なみ」という平仮名が秀逸だったので…。
日本語版といっても、この絵本は絵のみの文字どおりの絵本ですので、
何語版というのはほとんど関係ないです(笑)。
スケッチ画でありながら、水色一色のカラーが何とも素晴らしいのです。
この作品は、2022年の国際アンデルセン賞画家賞を受賞しました。

僕が一番好きなガブリエル・バンサンもそうですが、
絵のみの絵本ってとっても惹かれます。

この展覧会に来ると、毎回アート心がくすぐられて、意欲が高まります。
「人間らしさ」って、まさにここにこそあるんだと実感します。
絵本を手に取っているときに怒り出す人はいないでしょう。
銃を取り合う世の中ではなく、筆を握る世の中になれば、
豊かな世界となることでしょう。
 
新しい作品を紡ぎ出したくなりました…。
作品集展示.jpg

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