ひとかけらのエッセイ vol.40 [「ひとかけらのエッセイ」]
本当の歌
本来は単に「歌」でいいはずだ。
それをわざわざ「本当の歌」と言わなくてはならなくなったのは、
「歌と言えない歌」が多くなったからに違いない。
彼の歌は紛れもなく本当の歌だ。
魂が震え、心に染み込むのだから…。
難しい理屈なしに、純粋に最高の気分になれるのだから…。
それ以外に何の証明が必要だろうか。
それ以外にどんな根拠が必要だろうか。
彼の歌は、魂の歌ではなく、魂そのものに他ならない。
Lyrics by コダテタカユキ
先日、久しぶりに竹原ピストルのライブに行ってきました。
いつもながら、とっても良かったし、大満足でした。
人間の存在の凄さ、声の力、ギターの魅力、言葉の強さ、心の温かさ、
生き続けることの意義、弱いほどの強さと強いほどの弱さ、等など…。
とにかくいろんなことを感じました。
マニアックだけど、野孤禅の時代の「カモメ」を生で聴けたのが、
本当に嬉しかった!
何気ない夜が素敵な夜に一変しました。
そんな感動を閉じ込めるべく、帰りの電車の中で綴ったのが、
今回のエッセイです。
次は、クロマニヨンズのライブです。
今月はライブ月間!
傷ついた心を癒すには、最高の薬かもしれない…。