月に願いを…。 [つれづれ…]
「星に願いを…。」
…と、口ずさみたいところですが、
こんなに月の綺麗な夜は、
「月に願いを…。」
…と、言わずにはいられません(笑)。
今宵のスーパームーンは桜に彩られて、
いつもよりも大きく、艶やかで誇らしそうに微笑んでいました。
今日はスーパームーンをしっかりと堪能しようと思って、
ナイトウォークをすることに決めていました。
いつもより大きな月にやさしく見守られて、
心は和やかに癒されます。
「太陽か月か…?」と問われたら、僕は文句なしに月と答えます。
月明りって落ち着くんですよね~。
人生のいろいろな場面で、月をじっと見上げ、
たくさん語り合ってきたんですから…。
誰もいない夜の道を、
スーパームーンに見守られながら歩いていると、
余計なものがすべて消え去り、
ありのままの素の自分になれます。
そこに、散り始めた桜が彩を添えて、
綺麗なものをただ綺麗と、
何の躊躇いもなく声に出せます。
すべてが澄みきっています。
こんな夜は、花と月を愛した西行に思いを馳せて、
こんな夜は、花と月を愛した西行に思いを馳せて、
彼の一句で締めくくりたいと思います。
ちょうど、満月(望月)の桜の下ですし…(笑)。
願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ
以上、2020年4月8日の深夜のことでした…。
(これを綴っているときには、もう9日になっていました。)
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