SSブログ

「つぶ焼き」は至極の味! [衣・食・住]

シンポジウムがあり、釧路に行ってきました。
僕にとっては初めての釧路でした。
これまで函館・札幌・苫小牧・登別・小樽には
行ったことがありました。

今回は基本的に仕事ということなので、
釧路を満喫することはできませんでしたが、
「ここだけはっ!」という場所がありました。
それは、数年前からずっと行きたかったお店です。

つぶ焼き.jpg

つぶ貝を網焼きした至極の逸品です!
この汁がまた絶妙の旨さ!
旨味が凝縮して、海の恵みに感謝せざるを得ません…。
シンプルなだけに、素材の素晴らしさが存分に発揮されます。
プリプリでシコシコなその食感は、表現し尽くせません。

これまではアワビやサザエの方が
つぶ貝よりも全然上に思っていましたが、
ここのつぶ焼きを食して、ちょっとつぶ貝の概念が変わりました。
あまりの美味しさに、二つも頼んでしましました。
…それどころか、二回もここに足を運んじゃいました。

つぶ焼き(焼き台).jpg
ちなみに、焼き台の上でこんな風につぶ焼きが仕上げられます。

すっかりお店の紹介が遅くなってしまいましたが、
ここは釧路の名店「つぶ焼き かど屋」です。
ここでしか味わえない逸品を提供する釧路ならでは…のお店です。
職人堅気で優しい親父さんが黙々とツブ貝を焼いています。
親父さんにつぶ焼きの食べ方を教えてもらい、嬉しかったです。

かど屋.jpg

その名の通り、かどに位置しているかど屋さんです。

そして、このお店のもう一つの至極の逸品は、ラーメンです。
シンプルなまでのその味は、釧路の風土そのものでした。
黒い汁が旨味を凝縮しています。
味は昔ながらのラーメンで、
チャーシューの煮汁を割ったようなスープと言えばよいでしょうか。
千葉の竹岡式のような感じです。(あくまで個人の感想です。)

ラーメン.jpg

このラーメンもたまらなく旨い一杯でした。

このお店に行けただけでも、十分に釧路に来た甲斐がありました。
僕の中でもランキング上位にラインナップされるほどに
忘れられない店となりました。

釧路滞在の最初の数日は東京のような暑さで、
おまけにホテルにクーラーがなくて扇風機で過ごしました。
しかし、後半は20度くらいでとっても涼しく快適に過ごせました。

釧路の街中でスピーカーから流れる「北方領土は日本の国土」という
アナウンスが、「釧路に来たんだなぁ…」と感じさせてくれました。
領土問題はまだまだ進行形なんですよね。


最後に、もう一つ素敵なお店を紹介します。
画像はないんですが、「喫茶リリー」です。
釧路で最も古い老舗の喫茶店です。
開業は何と1935年というから、釧路の歴史そのものですね。
まさに昭和レトロで、女性のご主人がお一人で切り盛りされています。
釧路のいろいろな歴史を話ながら、美味しい珈琲を頂きました。
ここの珈琲はこだわりのキャラバン珈琲です。
それは心も体もホッとする至福のひとときでした。
バックで流れていたクラシックが、ジャン・シベリウスの交響曲。
昔の名曲喫茶のようなもの凄い良いスピーカーで、
舌だけではなく、耳も十分に味わうことができました。
釧路の街にシベリウスの音楽が妙にマッチして心に沁みました。


今回は、念願のお店「つぶ焼き かど屋」での超絶な二品を
メインで紹介しました!
皆さんも、ぜひ一度はつぶ焼きを食して見て下さい。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。