ひとかけらのエッセイ vol.27 [「ひとかけらのエッセイ」]
~ 2015 クリスマスの詩 ~
クリスマスは童話作家だ。
愛の数だけ物語があり、
物語の数だけ語り手と聞き手がいて、
語り手と聞き手の数だけ笑顔があふれる。
「今日はどんなお話をしてあげようか…?」
街がすっかり寝静まったころ、
クリスマスは優しくささやいた。
今日はクリスマスですね…。
毎年クリスマスにオリジナルの歌を作っているんですけど、
その元作品として綴ったクリスマスのショート・ストーリーを
「ひとかけらのエッセイ」として、今日はアップしてみました…。(^^)v
歌の方はもう少し長くて、ドラマチックなんですけどね…(笑)。
クリスマスには人の数だけの物語が存在しています。
よくよく考えてみると、
その物語の一つ一つがクリスマスが描き出してくれる童話なのではないか…?
ふとそんな考えが頭をよぎり、一気にこの詩を綴りました。
この日を僕は、最近買った友部正人の「ミディの時代」を聞きながら過ごしました。
久しぶりに彼の声と歌と言葉にじっくり向き合いました。
相変わらず心にグサッと突き刺さる言葉の鋭さに、
多少の痛みと心地よさを感じながら、
音楽の持つ力を存分に浴びていました。
でも本当は、自分と向き合っていたんだと思います。
あなたはどんな物語を過ごしましたか?
それは素敵な物語でしたか…?
たとえそれがどんな物語だったとしても、
すべての人に愛が降り注ぐことを願っています。
クリスマスは人を優しい気持ちにしてくれます…ね。
もうあと少ししかないですけど、
素敵な奇跡が起こることを祈ってやみません…。
めり~くりすます!
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