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黒船まつり! [旅]

昨日、伊豆半島の先端に位置する下田に行ってきました。
(もちろん、仕事です。)

「せっかく来たのだから…」ということで、
仕事が終わってから街を散策しました。
くしくも、昨日から明日までの三日間(5/17-5/19)は、
下田で年に一度の最大のお祭り「黒船まつり」が開催されていました。
下田の海は今日も深い紺碧の色に染まっています…。

下田の海.jpg

中央の遠くに見えるのが、アメリカの軍艦です。
黒船来航っていうところですね。

黒船まつり.jpg
駅前にはさっそく「黒船まつり」の案内がありました。
今年のお祭りは、コロナ禍を経て、四年ぶりの完全祭になるそうです。

下田の海には、米艦だけでなく、日本の掃海艦あわじや、
海上保安庁の船も集結して、賑やかな装いでした。

掃海艦あわじ①.jpg

海上保安庁の船.jpg

海上保安庁の船の向こう側には、黒船が鎮座しています(笑)。


下田と言えば、金目鯛をはじめとした海鮮ですよね~。
地元の人に教えてもらったオススメの海鮮料理屋に行き、
絶品の海鮮丼を頂きました。
「ごろさや」さんという老舗のお店です。

ごろさや.jpg

海鮮丼は、地魚てんこ盛りで、一切れがしっかり厚みがある。

海鮮丼(ごろさや).jpg

「コレだよ、コレ。」「こんな海鮮丼が食べたかった~!
大満足なランチとなりました。ちなみに、1800円でした。
みそ汁は、あら汁で、これまたいい出汁で美味でした。

最後はデザートです。
下田名物の「塩バターどら焼き」です。
これもまた美味でした。
下田特産の塩を使った塩バターがいい味出してました。

塩バターどら焼き.jpg

こちらは、金栄堂さんの逸品です。
200円というのも、リーズナブルで嬉しい…。

僕が街を散策したのは、黒船まつりが始まる前だったのですが、
既に街ではあちこちで露天の準備がなされて、活気に満ちてました。

下田では昨日の夜に盛大な花火も打ち上がりました。
今日と明日はパレードなども開かれます。

皆さんも機会があれば、ぜひ黒船まつりを訪れてみてください。
そして、名物の金目鯛もぜひ!

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足尾銅山へ…。 [旅]

風薫る5月の気持のいい青空の中、わたらせ渓谷に行ってきました。
「これぞまさにゴールデンウィーク!」って感じです。

渡良瀬川.jpg

渡良瀬川の心地よい風を頬に受けて、サツキの赤も鮮やかに心も満足。
新緑が本当に気持ち良かったです。
 
  わたらせ渓谷鉄道.jpg

「いつかは乗ってみたい!
」と思っていたわたらせ渓谷鉄道にも初乗車。
ディーゼルの唸る音にしびれました。

今回の一番の目的は、足尾銅山に行くことでした。
4月の始めに水俣を訪れ、あらためて公害について理解を深めたいと考え、
GWということで思い切って、日帰りで足尾まで足を運びました。
足尾銅山は、何と言っても「日本の公害の原点」ですから…ね。

交通費用は、JR東日本の休日おでかけパス¥2720と、
わたらせ渓谷鉄道の一日フリー切符¥1880でした。
僕は東京~小山~桐生経由で行きましたが、
足利~桐生間だけお出かけパスの範囲外なので
別途¥240の切符が必要です(往復で¥480)。
千葉からだと片道四時間半もかかりますが、
交通費が5千円程度で済んでしまうのは、何よりお得です。
ちなみに特急券を購入すれば、東京~小山は新幹線も利用可です。

足尾銅山には、「足尾銅山観光」という坑道まで入れる施設があり、
ここで当時の様子を体感することができます。
最寄り駅は、わたらせ渓谷鉄道の通洞(つうどう)駅となります。
銅のモニュメントが素敵です。

通洞駅.jpg

「足尾銅山観光」は、通洞駅から徒歩5分くらいのところにあります。
銅山や採掘の様子、炭坑夫のありさまなどが学べるだけでなく、
実際の坑道の中に入って当時の様子を体感できます。
とても貴重なところです。入館料は¥830でした。
入り口の後ろには鮮やかな赤い通洞大橋が架かっています。

足尾銅山観光.jpg
トロッコ電車.jpg

坑道へはトロッコ電車で入っていきます。
これも当時の雰囲気を体験できて、これだけでも心が高まります。

坑道内①.jpg

炭坑では、観光用に整備されてはいますが、当時の坑道が伸びています。
暗い坑道には水があちこちでしみ出していました。
湿気が高く、肌寒さも感じるくらいでした。
実際に足を運んでみて、本当に感動しました。
こんな大変な中で、最初は手彫りで銅を採掘していたんですね~。
歴史の事実と重みを心に刻むことができました。

坑道の中では、解説と蝋人形で炭坑夫たちの仕事の様子が見られます。

坑道内と抗夫.jpg
炭坑夫の方々の苦労の一端を感じることができました。
想像を絶する労働環境でした。
彼らのお陰で今の日本の反映があるんですよね…。
決して忘れてはならないと思います。

そして、日本で始めて公害問題を提起した田中正造の偉大さにも、
改めて気づかされました。歴史を学ぶことって本当に大切ですね。

足尾銅山と言えば、名物の「あんこ玉」です。
ここに来たら、これを食さなくちゃ!
安塚菓子店の手作りの足尾名物です。かつては炭坑夫の楽しみでした。

あんこ玉.jpg

つやつやで輝いてるあんこ玉です。
二つが一つになっていて、食感も独特でとても面白い味でした。
地元の味ってやつです。美味しかったです。

お菓子の安塚(店内).jpg

お店は昭和感いっぱいでした。
ホッコリしますね~。


今回は旬な話題ということで、
わたらせ渓谷の足尾銅山についてブログってみました。
連休中に訪れてみてはいかがでしょうか?

歴史に深みと公害の原点に触れることができて大満足なだけでなく、
わたらせ渓谷の新緑に触れて心もリラックスできました。
急に思い立っての旅でしたが、とても素敵な旅でした。

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