一歩踏み出す! [芸術系(詩・絵画・音楽)]
ともかく圧倒的な迫力で繰り広げられる世界!
戦争を行うのも人間であるならば、
戦争を止めることができるのも人間である。
今、ウクライナやロシアでこそ展示したい作品…。
逆説的な平和への祈り。
逆説的な平和への祈り。
しばらく固唾をのんで、佇んでいた。
先日、大好きな神戸に行ってきました。
そこで、これまた大好きな岡本太郎展に足を運びました。
この夏の間、大阪の中之島美術館で開催されています。
いつもそうだけど、「一歩踏み出す勇気」をもらった。
ともかく最高の一日だった…。
なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。
太郎の言葉が聞こえてきた。
現状に満足せずに、明日を信じて一歩踏み出す!
それこそが「爆発」ってやつなのかもしれない…。
シャガールの絵で「赤い太陽」っていう大好きな作品があるんだけど、
太郎の作品は「黒い太陽」。
彼の生み出した独特の縄文を帯びた顔が、じっとこちらを見つめる。
今回初めて見た作品だったけど、とても感動した。
太郎の遺作となった「雷人」。
彼らしく四方八方に溢れ出すエネルギー!
全くもって一枚に収まりきらずに、はみ出しまくっている。
まさに太郎の中の太郎のような作品だ。
この作品が今回の最後を飾る作品だったけど、
未完成というあり方で完成した見事な作品だった。
今回の展覧会ではどの作品にも釘付けになったけど、
「明日への神話」と、この「雷人」は別格だった。
彼の絵とじっと語り合っていたら、
今の自分の生き方が生ぬるいものに思えてきた。
「ぬるま湯に安住していてはいけない。風を切って一歩踏み出せ!」
「ぬるま湯に安住していてはいけない。風を切って一歩踏み出せ!」
そんな声が聞こえてきた。
愛に燃えるその瞬間が〝永遠〟なんだよ。
太郎はそう語っている。
最後は、思わず微笑んでしまったコミカルな作品を一つ。
「太陽の塔」だって、ずっと立ちっぱなしだと疲れるよな~。
たまには、寄り掛かってゆっくり休んでね(笑)。
今度また東京展が開催されるときには、
必ず太郎と再会しようと心に誓った。
大好きなものたちと一緒に過ごすひとときは、
まさに至福の永遠だった…。
コメント 0